インターネットの向こう側のあなたへ。

こんにちは。暫く振りです。
あなたが行った道を、僕は進まないことを選びました。
選んだ、というと違います。選んだことにした、というのが適切です。
ともあれ、僕とあなたは今、まるで違うところに立っています。
空間的にも時間的にも精神的にも?
そういう違いが決定的なものになる前に、書いておこうと思いました。


そもそも、こんなことを書くのはお別れの時、あなたの気持ちにまるで共感できなかったからです。
あなたが嫌だ、留まりたいと言いながらその道を進んでいくのを眺め、そして今そこに立っているのを見つめ、そうしてやっと置いて行かれるとはこういうことなのだ、と了解できたのです。


これから先、あなたの目に僕は甘ちゃんとして映るでしょう。もっと言えば、こちらを振り返ることさえしないかもしれません。
それが正しいのだと思います。寂しくはありますが。
脇目を振らずにやるべきことをやる。僕とあなたは互いにそういう時期ですね。
そういう時に互いが互いに出来ることは本当に数少ないように思う。
ただ、少ないからと言って、その価値が低いわけでは無いでしょう。むしろ。


改めて。
あなたの門出を祝福します。旅路の無事を祈ります。
いつか再び会うときは、ここまで進んだと、言えるようにありたいです。
それでは近いうちに。


4月から新社会人になる皆さんへ
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2012/03/4-92f8.html